越前海岸の水仙畑の文化的景観の滞在拠点
文化的景観を再編集する

越前海岸の水仙畑が広がる文化的景観の中に位置する、合同会社ノカテが運営するビジターセンター兼滞在拠点の計画である。築約100年の民家を改修し、地域住民や来訪者が集うイベントスペースと宿泊機能を備えた施設へと再生した。
1階は、海に向かって大きく開放した土間空間とし、眺望を大きく取り入れた構成とした。また、一部に吹き抜けを設けることで、上部から安定した自然光を取り込み、従来の暗い室内環境を明るく健やかな空間へと改善している。
外観は、文化的景観との調和を大切にしながら、創建当初のベンガラ色をわずかに明るく改修し、地域の目印としても機能することを期待した。歴史ある風景を継承しつつ、新たな活動を受け入れる文化的景観の拠点として、この場所が地域を次世代へつなぎ、風景と人、営みを再編集していくことを目指した。











