株式会社マツ勘社屋(事務所棟)リノベーション
箸の原材料をアップサイクルした「資源の森」

福井県小浜市の若狭塗箸メーカーの創業100周年を契機とした社屋リノベーションプロジェクト。
企業が積み重ねてきた歴史や技術をブランドのヘリテージ(歴史資源)と捉え、それらを未来へ受け継ぐため、「資源の森で働くオフィス」をコンセプトとして計画した。
倉庫にストックされていた箸の原材料をアップサイクルし、多様な樹種を腰壁や天井、家具の取っ手に至るまで用いることで、森の中や木立を巡るような空間体験を創出している。
ヒアリングを通じて明らかになった冬場の底冷えや収納不足といった執務環境の課題に対し、全熱交換機による空調効率の改善、カーペットの採用、収納家具の追加などを行い、快適で働きやすい執務環境を実現した。
原設計は無有建築工房・竹原義二氏によるものであり、その空間が持つ価値やディテールを尊重しながら、既存建築の魅力を受け継ぎ、現代の働き方に応えるオフィスへと更新した。













